HANAライセンス期限切れ周辺の話

「基本的な質問で悪いけど、サクッと教えて!」という感じでよく聞かれるのでメモ。

 

SAP HANAのライセンスにはテンポラリとパーマネントの2種類がある。

SAP HANAの新規インストール時には、90日間有効なテンポラリライセンスが適用さる。この場合、SAP Marketplaceにパーマネントライセンスを申請して、該当するHANAシステムに適用すること。

マルチテナントデータベースシステムで複数のテナントDBを運用する場合でも、必要なパーマネントライセンスは1つ。(いいのか?)

次のような場合、システムはロックダウン状態になる。

  • パーマネントライセンスキーの有効期限が切れて、かつ、後からインストールした仮ライセンスキーを 28 日以内に更新しなかった場合
  • パーマネントライセンスキーの有効期限が切れて、かつ、後にインストールした仮ライセンスキーを更新したが、ハードウェアキーが変更されている場合
  • 現在のメモリ消費量が、インストールされているライセンスキーのライセンス許容範囲を超えている。
  • データベースにインストールされているライセンスキーをすべて削除した。

(SAP HANA Trouble shooting and Performance Analysis Guide)
(SAP HANA Administration guide)