ZDNET、ごもっとも~。

>国内IT企業を取り巻く環境は諸問題が顕在化している。

>エンドユーザー企業にエンジニアが少ない

>企業はパートナーへ外部委託し、情報ソースだけを保持する商習慣を続けている

>IT部門もしくはITソリューションをコストとして認識する傾向が強かった

>能動的な開発者が増加しない現状がある

 

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意地悪な考え方をすると、、、

プログラミングの価値・可能性を認めてしまうと、自身の価値やポジションを失うことを恐れる人たちがいる。そのような人たちは今の状況を是とすることによって保身したがっているんじゃないか、と感じてしまう。

実際、開発の現場ではサービスデリバリする側も受ける側も、プロマネクラスの仕事はお金と抽象的なビジネスバリュー論だけだ。

こういう資質のマネージャの下でひとたびプロジェクトがトラブルと、ノンテク&権限絶大の悪影響で、いろんなところーネットワーク、DBMS、アプリケーションプログラム、etcーに人が投入されて工数が膨れ上がる、といったことがよくある。

一度だけ見事なトラブルシュートを見たことがある。かつてあるプロジェクトで、分析アプリケーションのレスポンス時間悪化が問題になったことがある。プロジェクトマネージャは数時間かけて自ら障害分析を行い、問題個所を超並列データベースのノード間通信に絞ったうえで、社内でエスカレーションをかけ、ネットワークエンジニアを社内別プロジェクトから調達した。結果、翌日には障害は解消し、掛けた工数も微々たるものだった。トラブルとしては非常に地味に片付いた。大抵の場合は前述したように、マッチポンプ的に騒ぎが多くなり、対応が完了すると「大変だったねー」と労いの言葉で終わる感じだろうけど、、。

 

引用記事とは主旨が違ってきてしまったけど、常々考えていることの噴出口になる記事にぶちあたった、という事で。

(了)

2019/04/18